いへいた

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昨日の飲み会の席でこの本を紛失。

 いやあ、重たかった。重すぎて読破に一週間以上かかりました。まあ、500ページ以上ある大作なんでこれぐらいはかかりますが。でも、だれずに読み切れましたね。

 馳作品は前作「マンゴーレイン」が今一つだったのすが、この作品のレビューは非常に高い評価を得ていました。なるほどと思える内容でした。

 とにかく「殴り合い」「殺し合い」が次々と繰り返されます。その段取りは全てが主人公を取り巻く登場人物たちの「騙し合い」のはてです。

 主人公「健一」はその出生の不幸と目を覆わんばかりの悲惨な生育過程により、誰も信じず歌舞伎町という都会のジャングルの中で泳ぐように暮らしています。巻末で解説者が表現しているように、あまりにダーティーでこの主人公には読者は共感を覚えません。

 最後は「まさか」の展開でした。「この男には人間の血は流れていないのか。」と誰もが思うでしょう。

 著者自らが望んで書いたロワールだそうです。10年以上前の作品ですが「吉川英治文学賞新人賞」を取ったらしいですね。映画化もされ金城武の好演も話題になったようです。

 ただひたすらに暗い闇の中を悶えながら流される男女の壮絶なラブストーリーとして私は楽しめました。続編もありますし、DVDも見てみたくなりました。

 何か得体の知れない引き込まれる魅力のある作品でした。
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