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いへいたのラーメンブログ

けっこう更新してます。

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 かなり前にコメントでご紹介をいただいた作品のうち一つ目です。洋物(?)も初めてですし、作者も始めて聞きました。ブックセンターで海外作家のコーナーがなかなかわかりにくくて探し出すのに苦労しましたが、何とか見つかりました。

 翻訳してあるので当然元は英語です。(イギリスの作家です。)途中までは前置詞のあとに付帯的に説明される英語チックな日本語訳に戸惑いました。さらに登場人物は当然全員カタカナで「ジェニファー」??「スーザン」??などなど覚えにくいことことさらです。全員の立ち居地を覚えるまで時間がかかりました。

 作者はクロスワード・パズル(イギリスでは日本と比べ物にならない程盛ん)の鍵作りの名手としても有名だそうで、犯人探しというよりもその過程での推理展開の妙を得意技としているそうです。この作品はデビュー作。

 そのとおりに物語りはほとんど主人公のモース警部の独り言のような叙述が大半を占めます。登場人物も限られ、誰が犯人かは数少ない中から当然絞り込まれていきます。人物描写も簡潔で、ストーリーに余計な寄り道はありません。私は殺された女性のキャラがとても立っていたなと感じました。

 強姦殺人事件という血なまぐさい話なのですが、そういう部分の表現は極力押さえられていて、読み進めていくうちに仮説の構築・崩壊・再修正の過程を主人公とともに体験していくことになります。

 中盤少しだれたのですが、特にラスト100頁あまりは急激に文章もわかりやすくなってきます。ラストシーンはちょい「容疑者X」っぽい感じで終わりました。

 次は宮部みゆきの大作、『火車』です。

コメント
この記事へのコメント
ううぅ…。
コレ私がオススメした本です~。
ヘンテコな推理小説オススメしてしまって恐縮です。
私はこのシリーズのモース警部を「占い想像デカ」と名づけております。
日本の推理小説ののような洗練はないですが、たまには洋もいいですよねー。

で、前にも言ったかな?
「偽のデュー警部」という作品。
これもヘンテコ名作品です。
この偽警部には「いきあたりばったりインチキ幸運デカ」と名づけました!
暇で暇で死んじゃいそうな時に読んでみてください~。

「え~それズルいよ~」という感想が聞こえてきます…。
2009/03/31(火) 23:39:41 | URL | mimo #-[ 編集]
あ、書き忘れました。
「ウッドストック~」のモース警部シリーズの短編でこんなのがあります。
クリスマスに起きた事件で奪われた現金が出てきません。
モース警部はクリスマスにうかれて「お金が出てきたー」とポケットマネーを出して解決しちゃいます!
「なんじゃそりゃ!」と日本人丸出しの私なんかは思いつつも、何だか妙に心温まるクリスマスキャロルです。
主人公のダメさかげんに共感しちゃうダメな自分でした。
2009/03/31(火) 23:52:01 | URL | mimo #-[ 編集]
mimoさん、ご無沙汰です。ご紹介いただき「偽のデュー警部」も買いましたよぉ。
「デクスター」も面白かったですよ。大概私は「Amazom」のレビューをよく読むのですが、どちらの作家も評価高いですよね。

海外小説はまるっきり知識が無いので、よろしかったどしどしご紹介ください。とにかく私は「雑種読み」なので。(笑)
2009/04/01(水) 23:26:58 | URL | いへいたです #-[ 編集]
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