いやあ、面白かったです。映画を見に行く目的は、そこに描かれているストーリーに感情移入をして自分の思いが映像と一体化した時の喜びを求めていると思っています。 「ひとつ屋根の下」それと「おくりびと」に惹かれ、江口洋介ともっくんは好きな俳優さんです。原作は8年前に既読、その時の記事はこれです。 とにかく息もつかせぬ展開で、突っ込みどころは一杯ですが、最後の3.11の向井理にはこみ上げました。父の職業を幼い心に記憶としてとどめ、自らの道として選んだこのラストシーンがこの映画に厚みを持たせています。 様々なメッセージがこれでもかと詰め込まれていて心にズシズシ響いてきます。原発は私の日々の生活に直接今は意識しないものですが、改めて一人ひとりがスタンスを持たなくてはいけないんだと教えられました。 東野作品のクールな視点、文庫本で読んだ時に感じた立体的な映像がイメージできる卓説したストーリー展開が満喫できます。ここ数年の中でも出色の傑作でした。 ヤフーレビューはこれ この記事のトラックバックURL
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