伊辺板の相模原の麺巡り 

ラーメン好きの「いへいた」が相模原や小田原を中心にラーメン店を巡り歩いた感想を、綴っています。東野圭吾の小説の感想や、陸上競技に関しての「私見」も書いています。LINKフリーです。

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まず驚かされるのは、作者がこの作品(処女作)を書いた年齢です。25歳だそうです。作中には3〜40台の男女に関する内容や、子を持つ親の気持ちが丁寧に描かれています。

 二つの話が5ページずつくらいに交互に書かれています。一方は連続幼女殺人事件の犯人捜しに
きゅうきゅうとしている、警視庁のキャリア捜査一課長の苦悩についてです。もう一方は、娘を亡くして
自暴自棄になっている男が宗教集団にのめり込んでいって破滅への道を辿るというものです。

 それぞれの話は後半になるに従って重くなります。読んでいてもかなりえげつない内容もあります。しかし、著者の念密な取材と筆致によりページはすいすい進みます。章立てが細かので読む際にそれがアクセントとなり飽きません。

 最後は2つのストーリーの時系列がつなぎ合わされ、文字とおり「慟哭」のラストを迎えます。世の中の暗い部分で家族との愛情や、世間のしがらみの中でもがいていた主人公(敢えて二人)がすべてを吐露しますが、読んでいて浮かんでくる映像的には鈍重な雰囲気が漂います。

 なにしろ、世相を切り込んでいく知的好奇心を刺激される様々な場面があるのと、結構難解な漢字での描写があるので読後は色々考えさせられます。「自分には誰も見方がいない」という主人公
の台詞がもっとも心に焼きつきました。
 
 何を礎に人は生を全うしていくのかに思いを巡らせていました。

コメント
この記事へのコメント
今晩はマーコです。
早速お読みなってくださいまして
ありがとうございます!

内容はちょっと暗め系でしたが、
ラストは驚きませんでした?

私はすっかり騙されました(笑)
途中のテレビ画像の部分で
完璧に騙されました。

また何かオススメ本ありましたらコメントします。

P.S. 東野さんの本でオススメがあったのですが、名前が思い出せません(汗)



2008/03/29(土) 23:41:42 | URL | マーコ #-[ 編集]
慟哭
 マーコさんこんばんは。

 刑事が犯人に「もう、やめなさい」と言ったところでは、「ぞぞぞっ」ときました。「まさか、そうだったんだ」という感じです。

 東野作品はここを頼りに
http://from1985.pekori.to/keigotaku/
買って読んでいます今のところ私は「時生」が一番好きです。

今日は、夜の「めじろ台二郎」が最高でしたよ。
2008/03/30(日) 00:09:44 | URL | いへいた #8gfOIHpU[ 編集]
こんにちは、スネークです。
皆さんに影響されて本屋にダッシュ
購入してきました。
ネタバレのとこもありますが(笑)
2008/03/30(日) 17:26:58 | URL | スネーク #-[ 編集]
むかし僕が死んだ家
 すねーくさん、(彼は、私の小学校の同級生です)今日は↑を読み終わりました。感想は後で書きます。
 私の感想にばしばし、コメント入れちゃってください。
2008/03/30(日) 21:29:11 | URL | いへいた #8gfOIHpU[ 編集]
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